海外事業



   農業生産技術指導

      2006年10月、韓国・全羅南道にある組合員数1600(農家戸数)の農協から高品質・良食味米の生産技術指導を
    して欲しいとのオファーがきました。

      この農協は、ここ数年農協独自で販売しているお米の販売量が伸び悩んでいることから、製品の品質やお米を生産
    する農家の稲作栽培技術などの向上と安定を、私の持っているノウハウで改善したいとのことでした.。
    今後2年間を指導期間とした生産関連の技術指導契約書に調印しました。マーケティングをはじめとした販売戦略や農協
    や農家の経営コスト意識や農業機械全般ついて、さらなる知識の習得などが必要と思われ、技術指導が納得のいく成果
    をもたらすには、狭義的な生産技術指導の範囲を越えた総合的なアドバイスが必要だと感じています。

        

     2008年1月 この地域の3つの農協が共同して建設している果樹選果・パッキング場や保冷施設、それに私が関わっている農協の
   米穀精米施設(発芽玄米設備もここに移動)がほぼ完成したのを受けて、施設のラインチェックをするため訪問してきました。
   技術契約中の農協には新しい事業提案を行い、この春からその提案の実際がスタートします。
   また別の地域でも、今のところ私的な構想段階ですが、韓国稲作農業の改善を目標とした構想を具現すべく、その一部をスタートさせました。

        



   農業生産技術指導   メリンジョの詳しい内容はこちら→

      メリンジョは、ジャワ島やマレー半島の原産といわれるグツネム科に属する雌雄異株の裸子植物です。
    抗酸化作用や抗菌作用、また脂肪吸収を抑制する働きもあり、ポリフェノール含量は野菜類の中で最大=3900r。
    食品の自然長期保存などにも大きく貢献する可能性があります。 

     日本国内の食品会社が長年の研究・開発の末、そのエキスの抽出に成功しました(日米特許取得済)。
    インドネシアでは家の庭先や畑などに植えられていて、木の実や種、葉や花を食料として利用しています。エキスを抽出する
    ためには、メリンジョを大量に集荷したり集約的に栽培する必要があり、その会社から現地生産体制の確立のため力を貸して
    欲しいとの依頼を受けていました。2006.7月、現地生産体制の安定のための業務委託契約を結びました。
      ライフワークの意気込みで建設したスマトラ農場挫折から4年。再びインドネシアに足を向けることはないだろうと思っていま
    したが、話が進むに連れ、自分の可能性と開発途上国の農業発展に関わる夢にふたたび挑んでも良いのではないかと思うよう
    になったのが、契約に調印した理由です。
    この事業を進めるには、現地農家の協力が不可欠で、栽培面積の拡大や一次加工を行うことで、所得の増大と安定、農民組織
    の自立的確立にもなる側面があります。今後は、現地農民と新しく組織した農民グループの統轄と生産技術の指導に当たるため、
    現地に赴くことが増えそうです。完成度の高い”もの作り”の楽しさも彼らに伝えられれば..と思っています。

    2007.10.20追記
     食品会社との契約は、現地技術移転が順調に推移し、日本規格クリアレベルの現地生産が可能になったことから、
     2007年7月31日付けで、契約を終了しました。

          

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